【京都風景スケッチ】八幡市・安居橋(太鼓橋)の風景 - 八幡八景の一つ


 

【京都風景スケッチ】八幡市・安居橋(太鼓橋)の風景 - 八幡八景の一つ


八幡市の安居橋とは

今回は八幡市の名所、安居橋(太鼓橋)を描きに出かけました。この橋は放生川に架かる歴史ある橋で、八幡八景の一つに数えら、石清水八幡宮の行事にも使用される橋です。

安居橋は別名「太鼓橋」とも呼ばれ、その名の通り優美な曲線を描く姿が特徴的です。橋の形状が太鼓に似ていることからこの愛称で親しまれています。長い歴史を持ち、地域の人々の生活と深く結びついてきました。


こだわりポイント

この風景画では、安居橋の優雅な姿と周囲の豊かな自然、そして人々の日常生活が調和した様子を表現しようと試みました。

欄干の細かな描写はペンで描いて彩色しています。

川沿いの遊歩道では、散歩を楽しむ人や自転車に乗る人の姿を添えて、この場所の日常的な風景を表現しています。安居橋が単なる通行路ではなく、人々の憩いの場としても機能している様子が伝わればと思います。

周囲の緑は、初夏の生き生きとした様子を表現するため、様々な色合いの緑を重ねて描きました。

背景には意外にも愛宕山がはっきりと見え、その姿を青みがかった色で描き入れました。山の存在が風景に奥行きを与え、八幡の地形的特徴を示す要素となったように思います。


終わりに

この絵を通じて、八幡八景の一つである安居橋の歴史的価値と、それを取り巻く八幡市の自然の豊かさ、そして人々の穏やかな暮らしの一コマを切り取ることができていればうれしいです。

さて次回は少し足をのばしてみようかと思います。


【京都風景スケッチ】紫陽花の道|京都府立植物園のアジサイを透明水彩で描きました

 


京都府立植物園の紫陽花

 

【京都風景スケッチ】紫陽花の道|京都府立植物園のアジサイを透明水彩で描きました


京都府立植物園は年中花が咲いています。
6月から7月は紫陽花や蓮の花が楽しみです。
梅雨の晴間の紫陽花を描いてみました。


1.モチーフ


<紫陽花のウンチク>

紫陽花は、日本の梅雨の代表的な花の一つで、清涼感を与えてくれる花です。アジサイという名称は、集まるという意味の「あづ」と、接続詞の「さ」と「あい(藍)」を略した「さあい」が合わさった言葉で、藍色の(青い)小花が集まって咲くことから、名付けられたとされます。(Wikipediaより)

紫陽花は、『万葉集』にも歌われていている古くからある花ですが、平安時代の和歌にはあまり歌われておらず人気のない花だったように思われます。

色が変わりやすく実を結ばないところから好まれなかったといわれますが、その美しさから庭に植えられてきたのではないでしょうか?


2.タイトル

  • タイトル/「紫陽花の道」
  • カテゴリ/透明水彩/風景画
  • モチーフ/京都府立植物園のアジサイを描きました

3.使った画材

  • 水 彩 紙 /WaterFord F6
  • 絵     具 /ホルベイン透明水彩絵具

4.まとめ


6月の京都は梅雨。
梅雨の晴れ間。京都府立植物園のアジサイを描いてみました。

最後までご購読ありがとうございました。

【京都風景スケッチ】葵祭の斎王代行列を透明水彩で描きました|加茂街道にて

 


葵祭の斎王代行列


【京都風景スケッチ】葵祭の斎王代行列を透明水彩で描きました|加茂街道にて


葵祭は京都の三大祭のひとつ。
5月の気持ちのよい晴れた日にスケッチしました。


1.モチーフ


葵祭は、京都三大祭のひとつで、約1400年前に起源をもつ祭。総勢500名以上が平安貴族の姿で、京都御所~下鴨神社~上賀茂神社へと向かう行列が有名で華やかです。

行列は、平安時代の貴族たちが行っていた行列を再現したもので、平安時代の衣装を着た人々が参加します。


2.タイトル


  • タイトル/「葵祭2023」
  • カテゴリ/透明水彩/風景画
  • モチーフ/葵祭の斎王代行列を透明水彩で描きました|加茂街道にて

3.使った画材

  • 水 彩 紙 /Art Spiral F4
  • 絵     具 /ホルベイン透明水彩絵具


4.まとめ |【京都風景スケッチ】葵祭の斎王代行列を透明水彩で描きました|加茂街道にて


5月の京都は葵祭。
斎王代行列を加茂街道でスケッチしてみました。

最後までご購読ありがとうございました。

【京都風景スケッチ】雨の先斗町通を透明水彩で描きました|鴨川をどりの季節に!

 

雨の先斗町


 【京都風景スケッチ】雨の先斗町通を透明水彩で描きました|鴨川をどりの季節に!

5月は鴨川をどりでにぎわう先斗町。
雨の日は人通りも少なく気持ちのよい雰囲気です。
自分でとった写真をもとに水彩画を描きました。


 ≡ 目  次  ≡

  1. モチーフ(先斗町通)
  2. 今日の1枚
  3. 今回使った画材
  4. まとめ


1.モチーフ


三条通と四条通を結ぶ先斗町通。
鴨川をどりの歌舞練場があり、飲食店が連なっています。

普段は夜を楽しむことが多い場所ですが、昼の散歩も楽しい通りです。
ランチを楽しむもよし、カフェで休憩するもよし。

京都にいることを実感出来る場所です。


<先斗町通とは>

「先斗町通は、京都市中京区の四条通から三条通までの約500メートルにわたる通りで、京都五花街の一つである先斗町があることで有名です。先斗町は、京都市随一の繁華街である四条河原町の東端に位置し、鴨川寄りに面したお茶屋・料亭・レストラン・バー等は納涼床を設ける店舗も多数存在しています。
先斗町は、江戸時代には遊女がいた花街として栄え、現在でも芸妓や舞妓が所属する花街として知られています。また、先斗町通りには、お茶屋や料亭などの老舗店が多くあり、観光客にも人気があります。」(Bing AIから引用)




2.今日の1枚

  • タイトル/「雨の先斗町」
  • カテゴリ/透明水彩/風景画
  • モチーフ/先斗町通の四条通から少し上がったところから南方向を描きました

四条通りの少し北側から南の方を描きました

鴨川の西にある東華菜館の建物がよく見える位置からの眺めにしました。

鉛筆の下書きはしないで、水彩筆で形をとって描き始めました。

雨の雰囲気をだすため路面の映り込みを強めに描いています。

小雨のイメージで遠景まで描き込んでいます。雨が強いイメージだとをホワイトを使って霞ませてもいいのかもしれません。


3.今回使った画材

  • 水 彩 紙 /WaterFord F6
  • 絵     具 /ホルベイン透明水彩絵具


4.まとめ |【京都風景スケッチ】雨の先斗町通を透明水彩で描きました|鴨川をどりの季節に!


5月の鴨川をどりでぎわう先斗町。雨の日は人通りも少なく気持ちのよい京都らしい先斗町になります。雨の雰囲気をだすため路面に映り込みを強めに描いて仕上げました。

最後までご購読ありがとうございました。

【京都風景スケッチ】四条大橋と鴨川|どんぐり橋付近から透明水彩で描きました


 


【京都風景スケッチ】四条大橋と鴨川|どんぐり橋付近から透明水彩で描きました


どんぐり橋の下から四条大橋をペンと透明水彩でスケッチしました。5月の気持ちよいスケッチになりました。


 ≡ 目  次  ≡

  1. モチーフ(四条大橋)について
  2. 今日の1枚
  3. 今回使った画材
  4. まとめ


1.モチーフ(四条大橋)について


鴨川の周辺を時々散歩しています。5月の天気のよい日に散歩のついでに、どんぐり橋の下から四条大橋をスケッチしました。

30分ほどで暑くなってきたのでいったん終了。

この後、木屋町のほうへ歩きフランソア喫茶室に寄ってランチにしました。

たまごサンドとコーヒー。

とてもボリュームのあるサンドイッチで、人気のメニューです。

帰宅後にスケッチを仕上げました。


<四条大橋とは>

四条大橋は、鴨川に架かる四条通の橋。四条通の東には祇園や八坂神社があり、鴨川の西には先斗町や四条河原町があります。京都を代表する繁華街を結ぶ橋であることから人通りが多く、夏には鴨川の納涼床が一望できます。


<フランソア喫茶室について>

フランソア喫茶室は、1934年に開業した京都の老舗喫茶店。豪華客船をイメージした店内には、モナ・リザなどの名画の複製が飾られ、クラシック音楽が流れています。喫茶店として初めて、国の登録有形文化財に指定さています。

フランソア喫茶室は、昔から芸術家や文化人がよく来ることで知られています。例えば、作家の太宰治や画家の藤田嗣治などが愛した喫茶店です。現在でも、有名人が訪れることがあり、俳優の渡辺謙や歌手の椎名林檎などが来店したことがあるそうです。


フランソア喫茶室のURL:
https://francois1934.com/concept/


2.今日の1枚


黒の水性ペンでスケッチして透明水彩で簡単に彩色しました。

鴨川の西にある東華菜館の建物がめだちますので、どうしてもこのビルが中心になってしまいます。

  • タイトル/「四条大橋と鴨川」
  • カテゴリ/透明水彩/風景画
  • モチーフ/どんぐり橋から四条大橋と鴨川、東華菜館を描きました

3.今回使った画材

  • 水 彩 紙 /ArtSpiral F4
  • 絵     具 /ホルベイン透明水彩絵具



4.まとめ |【京都風景スケッチ】四条大橋と鴨川|どんぐり橋付近から透明水彩で描きました


どんぐり橋からみた四条大橋と鴨川を水彩ペンと透明水彩で描きました。
5月はスケッチに出かけるのがとても適した季節。
楽しくスケッチを続けたいと思います。

最後までご購読ありがとうございました。



【京都風景スケッチ】桜の大覚寺と大沢池を透明水彩で描く|時代劇の撮影の名所です

 



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【京都風景スケッチ】桜の大覚寺と大沢池を透明水彩で描く|時代劇の撮影の名所です


桜の季節に大沢池から望む大覚寺を描きました。

大覚寺は時代劇の撮影によく使われ、江戸時代にタイムスリップしたような風景が楽しめます。

今回は夕景を描いてみました。

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1.モチーフ


​大覚寺について​​

大覚寺は、京都市右京区嵯峨にある真言宗大覚寺派の本山で、1200年の歴史を持つ寺院。嵯峨天皇の離宮を寺に改めた皇室ゆかりの寺院で、代々天皇や皇族が住職を務めてきました。本尊は不動明王を中心とする五大明王で、開山は恒寂入道親王です。現在では“華と心経の寺”として知られています。

​大沢池について​
大沢池は、大覚寺の東にある日本最古の人工の庭園。嵯峨天皇が離宮嵯峨院の造営にあたって、中国の洞庭湖を模して造られたといわれています。当時は最先端の文化の発信地となりました。池の一角には名古曽滝跡という滝がありますが、これは平安時代に作られた日本最古の人工滝です。

​大覚寺と時代劇撮影​
大覚寺は、時代劇のTVドラマや映画の撮影にもよく使われる寺院です。例えば、『鬼平犯科帳』『八代将軍吉宗』『大奥』『花の乱』などの作品に登場します。大覚寺の建物や庭園は、平安時代から江戸時代までの様々な歴史的背景を表現するのに適しているからです。大覚寺では、時々特別展やイベントを開催して、時代劇に関する資料や写真を公開しています。

​​​大覚寺のURL

2.今日の1枚「桜の大覚寺大沢池」


  • タイトル    「桜の大覚寺大沢池」  
  • カテゴリ    透明水彩画/風景画  
  • モチーフ    大沢池から大覚寺の本堂(五大堂)とその周辺を描きました  



3.今回使った画材

  • 水彩紙     ArtSpiral F4
  • 絵具    ホルベイン 
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4.まとめ

大沢池と大覚寺。時代劇の撮影が思い浮かぶ風景でした。